受賞者3名と国内外映画祭受賞を目指す!「講談社シネマクリエイターズラボ」授賞式【SSFF & ASIA2025 Ceremonial Award】

(画像左から)講談社代表取締役社長・野間省伸、受賞者の緒方一智氏、八幡貴美氏、古舘寛治氏
応募総数1,013企画から選ばれた3名の映像クリエイター
映像クリエイター支援プロジェクト「講談社シネマクリエイターズラボ」第3期優秀賞受賞者3名への授賞式が、2025年6月11日、米国アカデミー賞公認映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2025」のアワードセレモニー(東京・LINE CUBE SHIBUYA)にて行われました。
優秀賞受賞者である緒方一智氏、八幡貴美氏、古舘寛治氏の3名に、講談社代表取締役社長・野間省伸よりトロフィーを贈呈。
講談社が掲げるパーパス「Inspire Impossible Stories」を体現して国境を越える「ものがたり」が揃いました。各作品は現在制作中。2025年末までに完成し、2026年から映画祭への出品を開始いたします!
受賞クリエイターさんから喜びのコメントが届きました!

緒方一智/来世のせいら (実写/制作会社:株式会社ザフール)
京都出身。大学卒業後、塚本晋也監督に師事。のちに東京大学医科学研究所にて遺伝子研究の仕事をしながら自主映画を制作し続け、『華やぎの時間』がショートショートフィルムフェスティバル(主演女優賞)など国内外の短編映画祭にノミネート。2020年、九州電力CM「みらいに、全力。」監督をきっかけに映像の仕事に集中。現在、演出部の仕事をメインに映画やCMで活動しながら自主映画制作の活動をしている。
本人コメント「このたび選出していただいたからには、自分が思い描いてきた世界を、自信を持ってしっかりと表現しきることが何より大切だと考えています。その想いを胸に、全力で取り組んでまいります。2026年には、皆さまに素晴らしい作品をお届けできるよう、精いっぱい努力してまいります。このような機会をいただき、誠にありがとうございます。」
八幡貴美/ おっとのあし (実写/制作会社:株式会社アクロバットフィルム)
多摩美術大学油画専攻卒、東北新社OND°に所属し広告映像に関わりながら映画を撮る。『ヒゲとレインコート』が未完成映画予告編大賞にて大根仁賞を受賞。韓国・イタリア・ドイツ・ニュージーランド・オランダなどで上映。『妻の電池切れ』ではCannes Indie Shorts Awards 2023や札幌国際短編映画祭2023に選出。
本人コメント「数多くのご応募の中から私の企画を選出いただき、作品を制作できること、心より感謝申し上げます。また応募に際しては、同居する家族が、さまざまな面で支えてくれました。この場を借りて、深く感謝の意を表したいと思います。本作は、国際映画祭への受賞を大きな目標としております。日本の皆さまはもちろんのこと、海外の方々の心にも残るような作品に必ず仕上げたいと強く願っています。」
古舘寛治 / 楽屋裏 (実写/制作会社:株式会社スプーン)
舞台俳優としてキャリアをスタートし、現在は映画、ドラマ、CMなど、多数出演。「淵に立つ」(16/深田晃司監督)ではカンヌ映画祭 の『ある視点部門』にて審査員賞を受賞。演出家としては2016年に 静岡県舞台芸術センター(SPAC)にて マキノノゾミ作「高き彼物」を演出・芸術総監督の宮城聰氏に絶賛される。
本人コメント「古舘寛治と申します。今回、まさか自分の企画が採用されるとは思っておらず、正直なところ驚いております。これまで映画を撮った経験はございませんが、チームで応募した企画を面白がっていただけたことが、大変うれしく思っております。1,000件を超える応募の中から選んでいただいた以上、つまらない作品をつくるわけにはまいりません。皆さまに楽しんでいただけるような作品となるよう、全力で取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。」
―――――――――――――
株式会社講談社 代表取締役社長・野間省伸
「今回で本プロジェクトは第3期を迎えます。初年度の受賞者の方々は、国内外あわせて30を超える映画祭で入選・受賞を果たすなど、着実に成果を上げています。第2期のクリエイターたちについても、すでに同様の朗報が届き始めています。新たな才能を持った映像クリエイターの皆さまと、これからも二人三脚で物語を創り上げ、世界に通用する作品をともに生み出していくことを、心より期待しております。」

2026年世界の映画祭でお会いしましょう!
世界中に届く映像作品にするため、講談社は各クリエイターに伴⾛して、制作を進めています。完成作品は、国内外映画祭に出品していきます。
―――――――――――――
【新プロジェクト】Film Pitch Boost 2025企画応募受付中!

短編の映像企画を世界公募するコンテスト「講談社シネマクリエイターズラボ」を開催して3年。応募数は毎年1000件超。作品は、米国アカデミー賞公認映画祭をはじめとする各国映画祭にて入選、受賞を果たしています。 今回はそのコンテスト企画をさらに発展させ、「Film Pitch Boost 2025」を開催。キングレコードと講談社VRラボとも協働し、商業的成功を目指します。 収益をクリエイターに還元し、「つくりたい作品をつくり続ける」ことができるエシカルなシステム構築を目指して、中長編映画を含む、映像作品の企画を募集します。
世界を、誰かの心をInspireする、
impossible(=ありえない!)な想像を超えた物語を一緒につくりたい、
という映像クリエイターさんのご応募、お待ちしてます!
――――――――――――――
【公式HP】