GCLA Vol.1受賞メンバーインタビュー【後編】

GCLA Vol.1受賞メンバーインタビュー【後編】

2022年7月1日~2022年9月30日の期間に募集した
ゲームクリエイターズラボオーディション(GCLA) Vol.1。
351作品の中からラボメンバーに選出された
さきのばしRPG『このバトルはあとでやります(仮)』の制作者うりもさん、
ホラーアドベンチャー『きのこめあ』の制作者mt.saji(さじやま)さんに
受賞直後の声を聞きました!

後編ではmt.sajiさんへのインタビューをお届けします!

mt.sajiさんに5の質問!

――GCLAを知ったきっかけは何でしたか?

ゲームクリエイター仲間からの紹介です。なにやら凄そうな企画が始まったぞという印象でした。

――GCLAに応募した理由は何でしたか?

僕は主にゲーム制作の練習として孤独にフリーゲームを作って活動していたので、サポート頂きながら作れる環境で本気でゲームを作ってみたいと考えていました。あと安定した生活です。

――応募時、面談時の手応えはどうでしたか?

僕は以前2度落選していたのもあって、企画書の難しさを感じていました。なので、ならばいっそ自分の得意な物語調やインパクト特化で自由に赤裸々に書いてみようと思いました。個人的にはいけるのではないかと密かに思っておりました。面談に関しては自分のやりたいことを全部話し切れたことが良かったです。元々緊張症なのでまともに喋れたらばokくらいの気持ちでいきましたが、現場はとても和やかでとても喋りやすかったです。

――受賞前後で生活面、感情面はどう変化しましたか?

ゲーム制作の本格的な開始はもう少し先に設定してもらっているため、現在は制作環境を整えているところです。感情面の変化は大きくあって、せっかく大きなゲームを作るのだから他方面の方に色々お願いしようと奔走中です。以前の自分だったら考えられない行動力で少し驚いています、それくらいがむしゃらにやっている最中です!

――GCLAへの応募を考えている方へ一言お願いします!

僕自身はゲームをツクールで製作していて、よくあるインディーゲームのような派手さの再現はなかなか難しいのですが…アイデアや狂気、情熱をちゃんとみてくださっているように思いました。何か面白いアイデアや癖があれば前のめりで出してみるのも面白いと思います。

担当コメント

女の子の頭から巨大なキノコが生えている絵がすでにヤバイ。『きのこめあ』はヤバイですよ!
企画書の最初の4ページだけで伝わってくる、キノコに対する狂気のようなフェティシズム。
想像しただけでゾッとする、寄生されたキノコに自分を乗っ取られていく恐怖。
プレイヤーを惹きつけるために必要なものは、体験してみたくなる魅力的なナニかです。
『きのこめあ』にとってのナニかが何であるかは、みなさんは、もうおわかりですよね?

mt.sajiさんは、ピクセルアート(ドット絵)を通じて見せたいもの、世界観を自在に表現できるクリエイターです。
いまあるイメージを形にするだけで『きのこめあ』は完成するはずです。
しかしながら、ひとりで作り続けていると知らず知らずのうちに方向性が変わったり、自分のおもしろさの基準に自信がもてなくなってしまうこともあります。
そういった、ゲームにとって致命的ともなりうる軸のブレを抑えつつ、楽しいゲームをみなさんにお届けできるように伴走役を務めさせていただきます。

ゲームを完成させるためには、技術や時間だけでなく、創作にかける意気込み(モチベーション)が大変重要です。
特にインディーゲーム制作は、マインドセットが趣味と仕事の中間になりやすく、モチベーションのコントロール、仕事とプライベートのオンオフに悩まれる話も耳にします。
もっとも大事なことは”楽しく作る”を続けられることですので、イージーモード、ハードモードをほどよく切り替えつつ、mt.sajiさんと一緒にゲームのリリース日を迎えて一緒に泣けるように全力を尽くします。

>mt.sajiさん
ついに、世界に挑むときがきた!
キノコ部門では並ぶゲームがないほどに頂点を目指しましょう。
とりあえず冬コミ終わるまでは、特に動かなくてOKです。

ゲーム詳細

きのこめあ

【ジャンル】ホラーアドベンチャー
【クリエイター】mt.saji(さじやま)