【Film Pitch Boost 2025 by KODANSHA Group】優秀賞1企画、審査員賞7企画が受賞!【イベントルポ】

公開日: 2025/10/28
【Film Pitch Boost 2025 by KODANSHA Group】優秀賞1企画、審査員賞7企画が受賞!【イベントルポ】

2025年10月19日、神保町の日本出版クラブで、「Film Pitch Boost 2025 by KODANSHA Group」のピッチイベントが行われました。今回はその様子をお届けします!

241→13。書類選考を経て、ピッチイベントへ――。

国内外から241企画のご応募をいただいた本イベント。書類選考の末、13企画の応募クリエイターにピッチイベントへお越しいただきました。

イベント会場は、神保町駅から徒歩2分にある出版クラブの会議室。ご協力くださった(一財)日本出版クラブの皆さま、ありがとうございました!

講談社の永盛拓也プロデューサー、KING RECORDSの宮本純乃介副社長、講談社VRラボの石丸健二社長――3名の挨拶を皮切りにイベントがスタート。早速プレゼンに進んでいただきます。

プレゼンの順番は当日のくじで下記の通りに決まりました。

1番『ボーイズVアンビシャス』トイノミサキ
2番『リミナル・クリミナル』松野友喜人
3番『カネコソラジの地上遊泳』武田雄樹
4番『石ころの詩』渡邊世紀
5番『にゃんコあたま』西澤宏二(S.o.K)
6番『笑うな。』中山功太(吉本興業)
7番『残心』吉田浩太
8番『REDTAIL』TERU
9番『冥途館へようこそ!』桜野佑乃
10番『トーキョー・ウォーキー・トーキー』こささりょうま
11番『ゲームフリークス』田中亮丞
12番『SHOW MUST NOT GO ON』角 洋介
13番『死なない鼓動』平本瑞季

1企画につき7分のプレゼンと3分の質疑応答、持ち時間は計10分。モニターを使った発表やティザー動画の上映など、プレゼン方法もさまざまでした。皆さまの熱量に比例するように、プロデューサー陣も前のめりで拝聴しました。

企画プレゼン後は各社プロデューサーとのミーティングセッションへ。
1企画に対して1名以上のプロデューサーが面談し、企画内容のフィードバックとともに、企画をよりよくする方法を真剣に話し合いました。
時間は20分間。「担当編集者」として企画に伴走するということがどのようなものなのか、具体的にイメージいただく場として本セッションを設けました。

その後、プロデューサー陣で各賞を決める選考会議へ。どの企画も甲乙つけがたい素晴らしいもので、白熱した議論になりました。

受賞企画

最優秀賞(賞金20万円)
『残心』吉田浩太

審査員賞(各賞金10万円・順不同)
『ゲームフリークス』田中亮丞
『笑うな。』中山功太(吉本興業)
『にゃんコあたま』西澤宏二(S.o.K)
『カネコソラジの地上遊泳』武田雄樹
『冥途館へようこそ!』桜野佑乃
『REDTAIL』TERU
『死なない鼓動』平本瑞季

最優秀賞は吉田浩太さんの『残心』に決まりました。ホモソーシャルな剣道部を舞台に現代日本を切り取る意欲作になると期待しています。

「Film Pitch Boost」受賞クリエイターの皆さま。おめでとうございます!

11月に映像化決定会議が行われ、受賞作品の中から1本以上の製作を決定いたします。
今後も「Film Pitch Boost」の続報にご期待ください!

最後に本企画にご応募いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
映像の経験がまだまだ未熟な本チームにご期待をいただき、大切なご著作をご応募いただけたことが、何よりも励みになっております。
この度は惜しくも書類審査で落選してしまった方、ピッチイベントで受賞されなかった方とも、今後お仕事をご一緒できるようチーム一同邁進していく所存です。

Film Pitch Boost事務局


※応募企画・選考結果についての個別のお問い合わせには対応いたしかねます。ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。