それはDAYS NEOから始まった #33 『愛してほしいのは俺じゃないのに! 〜BLゲームの悪役令息に転生したのに嫌われなくて困ってます〜』ムロイケイ先生×担当編集者インタビュー
マッチング型マンガ投稿サイト「DAYS NEO」から連載に繋がった作者と作品を紹介する「それはDAYS NEOから始まった」、第33回!
今回は2022年3月にモーニング編集部 池田(以下、池田)とマッチングし、2025年9月29日(月)よりコミックDAYSにて『愛してほしいのは俺じゃないのに! 〜BLゲームの悪役令息に転生したのに嫌われなくて困ってます〜』の連載を開始、2026年7月8日(水)に単行本 第1巻が発売となるムロイケイさん(以下、ムロイ)にインタビュー。
担当希望承諾の決め手は「好きなもの(BL)が同じだから」。“好き”を貫いた二人の連載獲得までの紆余曲折と、よりよい作品を目指す盛り上がりまくりの打ち合わせの様子…二人の強い絆を感じさせるインタビューです!

ある日、学園ものBLゲームの悪役令息に転生していると気づいたアーサー。しかもゲームの展開次第では、自分に【監禁エンド】や【触手エンド】があることも思い出して大慌て! 命と貞操が助かる道は、ゲームの主人公がアーサーの婚約者である第一王子と結ばれるルート、ただ一つ! 頼れる従者・エドガーを巻き込んで悪役をやり遂げ、ふたりをくっつけようと企むアーサー。
だけど、嫌われるどころか先に自分にBLフラグが立ちそうで!?

2022年3月 DAYS NEOに『深夜の人魚』を投稿。
2025年10月13日 コミックDAYSにて『愛してほしいのは俺じゃないのに! 〜BLゲームの悪役令息に転生したのに嫌われなくて困ってます〜』の連載を開始。

モーニング編集部所属。
現在の担当作品は『花織さんは転生しても喧嘩がしたい』『捨てられた冤罪令息、麗しき奔放皇女に拾われる。』など。
2022年3月 DAYS NEOにてムロイケイさんとマッチング。
本インタビューは作品のネタバレを多く含みます。
ぜひ『愛してほしいのは俺じゃないのに!』を読了後にお読みください!
いろんなジャンルの編集者さんに見てもらえるのが魅力的だった
―DAYS NEOに投稿したきっかけを教えてください。
ムロイ:
投稿当時ちょうどコロナ禍だったので、自分のマンガを編集者さんに見てもらいたいと思っても、なかなか外出するのが難しかったんです。地方に住んでいるのもあって持ち込みや出張編集部もすぐには行けなかったので、サービスを見つけたときに「これはいいな」と思って投稿させていただきました。
―DAYS NEOのことはどうやって知ったんですか?
ムロイ:
マンガ投稿サイトを調べていた時に見つけました。ネットで簡単に投稿できて、しかも様々な雑誌のいろんなジャンルの編集者さんに見てもらえるというのが魅力的でしたね。
当時、自分の作品の属性がいまいち分からないまま描いていました。ジャンルにとらわれずに作品を見てもらうことができたら、どんな作風や雑誌が合うか分かりそう!と思ったんです。そこが自分の状況に合っていていいなと思っていました。
―少女マンガ雑誌から青年誌まで、幅広い編集者がいるのがDAYS NEOの特徴なので、ご活用いただけてよかったです。次に、池田さんがムロイさんに担当希望メッセージを送った理由を教えてください。
池田:
ムロイさんとマッチングした当時、私はイブニング編集部(※2023年2月にモーニング編集部と合併)へ異動してきたばかりでした。作家さんと新しく作品を立ち上げたい!と思っていたときに、ムロイさんの投稿作『深夜の人魚』を見つけました。
ページ数はそこまで多くないんですけど、読み終わったときに登場人物の二人のことをすごく好きになっている自分がいて。それってすごいことだなと感じたんですよね。ムロイさんの描くキャラクターの「なんかいい奴そう」という雰囲気とか、愛嬌があるところに惹かれて、担当希望させていただきました。
―“愛嬌があるキャラクター”に惹かれたとのことですが、特にどのあたりに魅力を感じましたか?
池田:
『おいピータン!!』という作品の中に、“「この人いいな」と思うきっかけって、意外と些細なこと”だよなと感じるエピソードが描いてあるんですが、私の中ではそれが強く心に残っていて。
それこそ『深夜の人魚』では同僚が人魚のために塩を持ってきてくれたりとか、聞いてもないのに自分の弱みをさらけ出してくるところとか、ちょっとした言動の積み重ねにキャラクターが出ている作品だなと感じました。たとえば「迷子の子供を助けたから、めっちゃいいやつ」というふうには見せようとしてないなって。

気が抜けるような、でも親愛の感じられる二人のやりとり。
ムロイさんが描くキャラの愛嬌も積み重ねでできているなあと思っていたので、私にとってはその部分がとても魅力的でしたね。
―12ページという限られたページ数のなか、会話の積み重ねや表情だけでここまで魅力が伝わる作品になっているのってすごいですよね。
ムロイ:
私は絵がすごく上手なわけではないし、難しい話を考えたりするのも得意ではないので…。ただ、可愛いキャラクターや好きになってもらえそうなキャラクターを考えるのはすごく好きなんです。それがマッチングに繋がったと聞いて、すごく嬉しいです。
―あとは作中の会話のテンポがすごくいいですよね!漫才を見ているみたいです。
ムロイ:
ほんとですか!お笑いとかはあまり詳しくないんですけど、めちゃめちゃ嬉しいです。
池田:
ムロイさん、少女マンガ育ちか少年マンガ育ちかで言えば、少年マンガ畑ですよね。男子の軽い会話劇が好きだった人のエッセンスを感じますよ。
ムロイ:
確かに!ちょうど世代だったので、知らないうちに作品に反映されているところもあるのかもしれないですね。
―一方で、ムロイさんの作品には独特の雰囲気も感じます。深夜のオフィスの空気感がすごくリアルだなあと思いました。
ムロイ:
ありがとうございます。作品投稿した当時は会社員をやっていたので、暗いオフィスで、パソコンの前に座って…っていう、自分の経験に基づいた空気感もあるのかもしれないですね。
―池田さんからの担当希望メッセージが届いたときは、いかがでしたか?
ムロイ:
すごく嬉しかったです。作品のことを誉めてくださってるのも嬉しかったですし、「もっとこうしたら良くなると思う」っていうアドバイスも書いてくれていたのがありがたかったですね。
見てもらえるだけでも嬉しいと思っていたので、感想を含めたメッセージまでいただけるなんてすごい嬉しくて興奮してしまって。マンガとか全然詳しくない家族にも「見て!」って言いふらした記憶があります(笑)。
池田:
たしかに“ヒキ”があればもっと良くなるかも…みたいなことをいっちょまえに書いてますね(笑)。
『深夜の人魚』はキャラクターの愛嬌があってすごくよかったんですけど、連載作という観点だと難しい部分があるなと感じたので、そういうコメントを送らせてもらいました。せっかくやるなら、連載を獲得していただきたかったので。
担当希望メッセージを送ったとき、ムロイさんの別の投稿作品に、同じ部署の編集者が担当希望を出していたんですよ。「マジで取られたくない!!」と思って、「自分を選んでくれー!!」みたいな熱意も込めて、メッセージを送りました(笑)。
―DAYS NEOはマンガ家さんが編集者を選べる仕組みなので、複数の編集者が一人のマンガ家さんを奪い合うような構図になりうるんですよね。
池田:
手を挙げている様子も全世界に公開されているし、「私がこの人を一番幸せにできるんだろうか…」「いや、するんだ!頑張らなきゃ!」みたいな自分との向き合いも発生しますね(笑)。
―ムロイさんはなぜ池田さんの担当希望を承諾されたんですか?
ムロイ:
何名かの編集者さんからメッセージをいただいて…正直悩んでいたので、それぞれの方の編集者プロフィールを拝見したんです。そしたら池田さんのページに「BLが好き」って書いてあったんですよ。私もBLが好きなので「好きなものが同じ人と組んだらうまくいくのでは…」と思って(笑)。
池田:
書いといてよかった~!!(笑)
―池田さんのプロフィール、今も変わらずその旨が書いてありますね。
池田:
そうですね。BLはやっぱり魂ですから。
ムロイ:
(笑)。編集者プロフィールは人となりがわかるのでありがたかったです。
BLとかブロマンスを描いてみたいなと思っていたので、そういうのが好きな方と一緒にお仕事させていただいたほうがマンガをつくるのにいいかな…と思って池田さんの担当希望を承諾しました。
―お二人を繋いだBLというジャンルの魅力はどこにあるんでしょうか?
池田:
私は中学生の時、友達にある作品の二次創作のアンソロジーを見せてもらったんですけど、そのときに「こんな世界があるのか!世の中って広~!」と思ったのがきっかけかもしれないです。
ひとがBL好きになるきっかけのひとつに、“女子に興味のない男のキャラクターが好き”ってところがあると思うんですよね。女子だから好き、とかじゃなくて「お前だから好きなんだ!」みたいな。
男女の恋愛とは一味違う、「喧嘩しながら・ライバル関係でありながらできる恋愛ってあるんだ」っていう革命がBLなんじゃないかという持論を持っています。 もちろん男女の恋愛の話も好きなんですが!

平民が王族のキャラクターに一矢報いる(!?)シーン。
ムロイ:
中学生の頃に当時人気だった少年漫画を読んで「男同士の友情…?これは一体なんなんだ!?」と思っていたんです。
その後、私も池田さんと同じく、二次創作のアンソロジーに触れる機会があって(笑)。本屋さんに怪しげに置いてあったんですよね。そのときに「私が求めていたのはこれかもしれない」と思ったのがきっかけのような気がします。
BLに理由を求められることが不思議だった
―共通の嗜好があることが分かった状態でのマッチングだったと思うのですが、マッチングしてみていかがでしたか?
池田:
どんな話をしてましたっけ…?最初からBLの話をしてましたよね。
当時、SNSに投稿されているムロイさんの作品はほぼ幅広4コマだったので、「普通のコマ割りのマンガって描いてもらえそうですか…?」みたいな、超失礼な質問をした気がします。かなり緊張してました。
ムロイ:
ぜんぜん気にならなかったですよ(笑)。一番最初に一緒につくらせてもらったネームが4コマでしたよね。
池田:
そうでした。当時のイブニングには4コマの連載作品があまりなくて、最初は代理原稿での掲載を狙って4コマをやってみよう!と、ネームをつくっていただきました。ただ、やっぱり当時の編集長がBL的なものに関心がなく「はて?」みたいな顔されて(笑)。アプローチを変えようと色々考えているうちに、イブニングの休刊が決まったんですよね。
―コミックDAYSではなく、イブニングでの連載を目指していたんですね。新人賞を目指して作品をつくられたのではなく、連載作品のネームをつくられていたんですか?
ムロイ:
最初から連載の企画を考えていました。
池田:
ムロイさんの作風を考えると、新人賞を取ってそこから連載を目指していって…っていう流れじゃないほうが合うんじゃないかと思ったんです。あくまでイチ編集部員の見方ですが、新人賞の読み切りって、「この発想はなかった!」と、ケレン味やネタでいかに読者をあっと言わせるかの勝負みたいな側面もあると思っていて。
ムロイさんはどちらかというとキャラクターに愛着を持ってもらう作品を描くのが得意な方だと思っていたので、その勝負を頑張って新人賞を狙っても、連載への近道にはならないんじゃないかと思って。だから最初から、連載の企画を考えてもらっちゃおう!と思ってネームをお願いしていました。
―そこで先ほどの4コママンガのネームのお話に繋がるんですね。
池田:
そうですね。当時イブニングは30~50代ぐらいの男性が読者層のボリュームゾーンだったので、さすがにBL一本鎗では難しいだろうと踏んでいました。なので、日本酒を取っ掛かりにした、お酒を飲みに行く男性上司と男性部下のブロマンスの話を考えました。
―日本酒はムロイさんや池田さんがお好きだったんですか?
ムロイ:
私が日本酒で有名な地域に住んでいるので、題材として身近な日本酒を選びました。
池田:
この土地ならでは! と感じられるようなネタがあると、知らない場所の常識を知ることができる面白さがありますし。今でもこのエッセンスはいいと思ってます…!
―私も、今お話を聞いて興味を持ってしまいました。ただ、この作品は連載にはつながらなかったんですよね…?
池田:
当時、イブニングは基本的に編集長判断で連載が決まることが多かったんですが、編集長が「うーん?」って感じだったんですよ。ベテラン多めの部署だったので、他の部員にも意見を聞いてみたんですが、「俺は部下と飲んだりしないで、一刻も早く帰りたい」って、身もふたもないことを言われてしまって(笑)。
でも、こんなに部署のおじさんの共感を得られないということは、メイン読者層を刺しにいけないってことなんですよね。イブニングではこのネタで連載をつくるのは難しいんだろうと思ったので、ムロイさんに別のネタを考えるご相談をしました。
そうこうしているうちにイブニングが休刊になって、部署が合併されるかたちで私がモーニングに異動になったのですが、ちょうど部内で「コミックDAYSで新連載を立ち上げていこう!」という流れが起こっていた時期で。ムロイさんはそこでの連載が合うんじゃないかと思ったんですよね。
男子版の『亜人ちゃんは語りたい』をつくる目標で、新しくBL企画を考えていただきました。
ムロイ:
そこで考えていた2作目ではコマを割ることになったので、「ちゃんと描けるのかな」という不安がありました。4コマばっかり描いてたので…(笑)。
池田:
4コマだと魅せゴマが作れないところがもったいなく感じたので、通常のコマ割りのマンガでネームをつくれないか、このタイミングで相談させていただきました。
―こちらの企画も、残念ながら連載には至らなかったということですよね。
池田:
そうなんです。今でも自信を持って面白いと言える企画なのですが…!
コミックDAYSの連載の決定権を持っているチーフは作中の「萌え」にピンとこなかったらしく、「なんでBLなの?」とか「男女じゃダメなの?」って言われたんですけど、内心 「え、なんでも何も…」と(笑)。BLに理由を求められるのが不思議でした。
―それでも、BLというジャンルでネームをつくり続けたのがすごいですよね。…ということは、3作目が『愛してほしいのは俺じゃないのに!』ということですか?
ムロイ:
そうです!最初は「異世界ものを描こう」っていう話だったんでしたっけ…?
池田:
そうでしたね。最初はモーニング・ツーのチーフが異世界ものの企画を求めていたので、そちらに提出するために異世界もののBLをつくるご相談をさせてもらっていました。そしたらそのチーフが異動になってしまって、もうてんやわんやで…!
ただ、同じタイミングでコミックDAYSのチーフも変わったので、アホのふりしてもう一回企画を出してみました。作品づくりの理論は間違ってないはずだという自信があったので、ボールを投げ続けました。
―熱意を感じますね。新チーフからの反応はいかがでしたか?
池田:
「なるほど…?」って感じでした(笑)。でも理解は示してくれて「自分にはわからないけど面白がる人はいると思うから、もっとその人たちにウケるようにつくってみてほしい」と言われました。
―“ウケるように”というのは、どのように調整されたんですか?
池田:
たとえば、チーフから「もっと色っぽいシーンを足したら?」というアドバイスをもらったので、第3話で触手のシーンをあれこれ工夫しましたよね。
ムロイ:
確かに!元々触手自体はありましたけど、媚薬とかはなかった展開でしたね。
―より艶めかしくしていくチューニングになったんですね(笑)。
池田:
「色っぽいシーンって何だろう」って二人で相談して…色々考えた結果、はだけさせてみるか!で出来たシーンです(笑)。

二人の試行錯誤の末できあがった“色っぽい”アーサー。
―当時のチーフ的には、最初にネームを見た段階で企画自体はOKという感じだったんでしょうか?
池田:
うーん…。「ダメじゃない」って感じだったと思います。でも今までよりはぜんぜん感触がよかったので、ムロイさんにネームをブラッシュアップしていただきました。
―そこからどうやって企画を練っていかれたんですか?
ムロイ:
腐女子の読者が読んでいて面白い!と思えるシーンをたくさん入れていこうという方向で考えていきました。
池田:
ネームの段階ではストーリー上で起こるイベントが今よりも少なかったので、そのぶん会話も少なかったんですよね。
先ほど話に上がった通り、ムロイさんはキャラ同士のやりとりで魅力を出したり、男子の萌えるやりとりを描くのが得意分野だと思っていて。そこがムロイさんの味だと思うので、キャラクター同士がもっと喋るように調整してもらいました。
ムロイ:
池田さんとの打ち合わせが楽しくて、そのおかげで色々考えられた気がします。
池田:
私、打ち合わせで「もっと萌えさせられる気がする。ムロイさんどうします!?」しか言ってない気がしますけどね(笑)。
ムロイ:
新しいキャラを出すたびに池田さんが「このキャラに彼氏がいたら、どんな人だと思います?」って言ってくれるのがすごい楽しくて。どんなカップリングが萌えるか、っていうのをひたすら二人で話してます。

主人のアーサーを庇うため、ナマコ汁を被る従者・エドガー。
―確かに、この作品ってどんどん「ここがくっつくんだ」というカップリングが増えて読んでいて楽しいですよね。新キャラが出るたびに、次はどの男とくっつくんだ?って思います(笑)。
ムロイ:
嬉しいです。本編にはぜんぜん関係ないカップリングを1か月近く悩んだりしてますよね(笑)。
池田:
ね(笑)。毎回打ち合わせで笑いすぎて何の話してるのかわからなくなりますよね。
ムロイ:
一応ちゃんと、打ち合わせのメモをしてるんですけど…。なぜかいつも特定の芸能人のお名前が書いてあって。なんだっけ?みたいな(笑)。
池田:
このキャラクターの彼氏なら、芸能人で言うとこの人のイメージだよねっていう話で毎回名前が挙がっている方がいるんですよね。
―このキャラクターの彼氏はこういう人がいいっていうのは、どうやって考えてるんですか?
ムロイ:
何人か候補を考えてみて、並べて一番萌えるのは誰かって考えてますね。見た目とか身分とかも含めて考えます。
池田:
たとえば最新話(第17話)にも出てくる闇魔法の使い手であるセオドアの相手だったら、闇魔法が効かない〇〇(※ネタバレのため伏字。これからの展開に注目!)か聖魔法使いである必要があるよね→そういった人で、かつセオドアが出会えるとなれば、のらりくらりとした、世捨て人みたいなキャラクターのはずだよね→じゃあ芸能人でいうと誰々のイメージだよね…って話をずっとしてます。打合せが本当に楽しくて、いつも1時間オーバーとかしてますよね。
ムロイ:
ありますね(笑)。私も打合せが本当に楽しいです。
話が進むにつれ、関係性が変わってくるのもこの作品の魅力
―キャラクターづくりが大事な作品だと思うので、お二人のコンビネーションがいい影響をもたらしているんだなと感じました。特にお気に入りのキャラクターはいますか?
ムロイ:
どのキャラも思い入れがあってお気に入りなのですが、個人的な推しキャラは第一王子のルーカスです!第1話の時点ではちょっと嫌なやつとして出てきますが、最新話(第17話)では活躍したり葛藤したりで、成長を感じて感慨深くなりました…。
話が進むにつれキャラたちが成長したり、カップリングの関係性が変わってきたりするのもこの作品の魅力かなと思っています。いろいろなキャラ・カップリングが出てくるので読者の皆さんの推しを見つけてもらえると嬉しいです!
池田:
決めがたいですが、個人的にはやっぱりエドガーですかね!クールで、一歩引いた、なんでもできる人間かと思いきや、主人であるアーサーに次第にペースを乱されていく…。その変化がたまらないです。登場人物の中で最も多面的なキャラかもしれません。
本作ではメインのカップリング以外にも「〇〇同士の恋」や「幼馴染の片想い」など多種多様な関係性が垣間見えるようになっていますので、ぜひチェックしていただきたいです!
―ありがとうございます。最後に、『愛してほしいのは俺じゃないのに!』のおすすめポイントを教えてください!
ムロイ:
触手や幼馴染や主従逆転や…萌えるBL要素をこれでもかと詰め込んだ作品になっています!王道ラブコメっぽいこともしつつ、驚いてもらえるような意外な展開もありますのでぜひ楽しんでいただけますと嬉しいです!
池田:
担当びいきと言われようとも、ピュアでクセ強でかわいい男子学生たちの“初恋”がこんなにも高濃度で味わえる作品は他にないのではないか…!と、そう思っております。
BL好きの方もラブコメ好きの方も、もちろんそれ以外の方も、どうか軽い気持ちで読んでください。きっと口角上げてみせます!
―楽しいお話をたくさん聞かせていただきました。連載中のお忙しいところ、ありがとうございました!
ムロイ:
こちらこそありがとうございました!
池田:
ありがとうございました!夢はでっかく!アニメ化です。『愛してほしいのは俺じゃないのに!』をよろしくお願いいたします!

意に反して好感度を挙げてしまうアーサーから目が離せない!
『愛してほしいのは俺じゃないのに! 〜BLゲームの悪役令息に転生したのに嫌われなくて困ってます〜』は、コミックDAYSにて好評連載中!
単行本 第1巻&2巻は7月8日(水)より発売中!

作品への応援コメントもお待ちしております!
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