美食家あさちゃん【監督・瀬名 亮】
19歳・新人監督の
「かわいい」「こわい」問題作
監督・脚本/瀬名 亮
19歳(2023年制作時)の大学生。2022年「Hulu U35クリエイターズチャレンジ」にて制作した初映像作品『はじめてのよあそび』がグランプリを獲得。
本作は「かわいいものが大好き」でかわいくなりたいと熱望する女子高生のストーリー。監督自身が醜形恐怖を超えた経験からの、ルッキズムへの問題提起と「かわいくなりたい気持ち」への共感がテーマ。
制作: | AOI Pro. |
門倉麻子: | 池田朱那 |
天使結羽: | 菅田愛貴 |
エグゼクティブプロデューサー: | 野間省伸 |
プロデューサー(講談社): | 神保純子/湯田圭一 |
プロデューサー(AOI Pro.): | 長汐祐人 |
上映時間: | 15分 |
produced by
シネマクリエイターズラボあらすじ
「かわいくなければ生きていけない」と思い詰めている麻子は
中学校の授業中、運命の言葉に出会う。
“You are what you eat.”
(フランスの美食家ブリア=サヴァランの言葉)
その日からさらにかわいくなるために努力を続けて3年が過ぎたころ、
クラスに「天使」の名を持つとびきりかわいい少女が転校してきた。
友達になった二人の運命は!?
講談社シネマクリエイターズラボ・第1期優秀賞受賞作
瀬名 亮監督より
この作品は、人を外見で判断するルッキズムに反対する気持ちと
一人一人が抱く「かわいくなりたい」気持ちへの共感をテーマにしています。
近年、ルッキズムが社会問題として扱われるようになりました。
私自身「醜形恐怖」に悩んだ経験があり、その問題提起の流れに賛同しつつも、
一方で「かわいくなりたい」「かわいいものが好き」という気持ちは
本来とても素敵でときめくものであるはずとの思いもあり、
自分の考えをどう整理すればいいのかわかりませんでした。
この作品はその問いに対して、19歳(制作当時)の私なりに出した答えです。
「かわいい」の恐ろしさと素晴らしさを感じてください。
公開情報・映画祭情報(2024年12月20日 現在)
・ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2024 (日本) 【 入選 】
・カルガリー国際映画祭(カナダ) 【 入選 】
・カメラジャパン・フェスティバル(オランダ) 【 上映 】
・バハマ国際映画祭(バハマ) 【 入選 】
・マヨルカ国際映画祭(スペイン) 【 入選 】
・神戸インディペンデント映画祭 (日本) 【 入選 】
・シネマオンザバイユー映画祭(アメリカ) 【入選】